そもそも倉庫見学会は一年越しくらいのプランでした。ようやく実現できたということで、今回陣頭指揮をとってくれたワタナベ・フジタ・キヨハラの三名には感謝するとともに、説明係として案内してくれたスタッフや、気持ちよくお迎えするために挨拶をしてくれた倉庫内のスタッフのみんなに感謝しています。
ぼくが倉庫見学会をやりたいと思った目的は3つあります。
ひとつはブックオフオンラインというサービスに対するみなさんの不安を取り除くため。もうひとつは日頃お使いいただいているブックオフオンラインの裏側を見ていただくため。最後は社内のスタッフ教育のためです。
まず最初の目的から。
ECのようにインターネット越しの商売はどうしても不安ですよね。カード番号を預ける不安、頼んだ商品がちゃんと届くのか発送に関する不安、さらにブックオフオンラインのように中古を扱う商売の場合は届く商品の「品質」についての不安があります。
(品質以外のところは「ブックオフ」というブランドのおかげで信用いただけることも多いのですが)また「宅本便」のように非対面で商品をお売りいただく場合、本当にちゃんと査定をしているのかという不安、店舗と比べて不利な条件なのではないかという不安もあると思います。
それらの不安を少しでも取り除けるとしたら、それはもうありのままを見ていただくほかないと思うのです。何も隠すことなく、すべてをお見せすることでしか、信用は得られないとぼくらは考えています。
徹底的に生産性を追求した倉庫内の取り組み、お売りいただく商品の査定基準、販売している商品の品質やチェック体制などを見ていただくことで、少しでも不安が消え、ぼくらを信用していただければいいなと思っています。
参加者の方からは「ここまでちゃんとしているとは思わなかった」というご意見もいただきましたが、まさにその「ちゃんとしている」ことを理解していただきたいのです。その上で「ブックオフオンラインなら信用できる」と思っていただけるような関係が築ければいいなと思っています。
これまでもこのブログなどを通じて、ブックオフオンラインの取り組みについてはできるだけ包み隠さずにお話ししてきましたが、「百聞は一見に如かず」の言葉の通り、じっさいに見ていただける機会を作っていくことが大事だと思うのです。続いて、ふたつ目の目的から。
「ECは店舗とちがって家賃がいらないから儲かるよね」というご意見を頂戴することもあるのですが、じっさいには2000坪の倉庫を借りていますし、システムを動かすサーバーも家賃(に相当するコスト)が発生しています。
こうした誤解は当然のように日々起こっています。ぼくらは日頃お使いいただいているブックオフオンラインというECサイトの裏側をきちんとお見せする責任があると思っていますし、裏側にはどんな仕事があるかということや、倉庫の現場では数百人の人間が働いていることも知っていただきたいのです。
2000 坪といっても想像もつかないですし(ぼくもいまいちピンときません)、ブックオフオンラインにある90万点という倉庫の在庫商品も数字だけを聞いてもよくわからないですよね。でもじっさいに倉庫を歩き、そこにある本棚に詰まった商品を見ると、ただの数字が実感を伴ってくると思うのです。ぼくがそうだったように。
ECというのは自動販売機のようなものではあるのですが、現実はかなりの部分が人力によって支えられています。もちろんいたるところにITによる効率化が図られていますが、データベースを編集するのも、商品を本棚から集めてきて梱包するのも、すべて人がやっています。
こうした裏側を見ていただくことで少しでもブックオフオンラインに人間味を感じていただければいいなと考えています。
最後の社内教育については取締役というぼくの立場も大きく関係しているのですが、お客さまがぼくらを実感するのが難しいように、ブックオフオンラインのスタッフもともすればお客さまを実感しないまま仕事をしがちです。
パソコンのモニタに並ぶデータや数字はお客さまではありません。もっとリアルなお客さまを思い浮かべて企画を考えたり、メルマガの文章を書かないと、本物のサービスは絶対に実現できません。ぼくらはサービス業なので、たとえインターネット越しであっても常にお客さまを意識し、実感しながらサービスを提供しなければなりません。
だけど「考えよう」と言って考えられるほど簡単なことではありませんので、じっさいにお客さまとお会いする機会を作って、自然とお客さまの姿をイメージできるようになればいいなと思っています。今回、説明係を担当してくれた社員は7名いたのですが、全員がものすごく緊張していました(心拍測定器とかつけとけばよかったなと思うくらい緊張してました)。でも丁寧に説明しようとする姿勢は伝わったと思います。
流暢にしゃべれることがゴールではないので緊張はべつにいいのですが、専門用語を使わないとかそのあたりは練習の必要がまだまだありますね。でも彼らにとって本当にいい経験になったと思います。
ぼくらは常に「オープン」であり、「フェア」でありたいと思っています。それをただのお題目として掲げるのではなく、自分たちの行動で示すひとつがこの倉庫見学会です。
倉庫見学会は今後も開催していければいいなと考えています。社員やスタッフの家族を招くのもやりたいですし、倉庫周辺の方をお招きするのもやりたいですし、親子同伴の子ども向けの倉庫見学会も実現したいです。
今回の参加者のみなさんにも(ブックオフオンライン恒例になりつつある)匿名アンケートにご協力いただいたので、頂戴したご意見を参考に次回以降はまたさらにカイゼンされた倉庫見学会を開催していきます。
ぜひ楽しみにしていてくださいね。






















■この記事へのコメント(6件)
いまの状態が完璧ではありませんが、少しずつカイゼンを繰り返してきたのも胸を張ってお伝えできます。もっともっとご満足いただけるようにスピードでも品質でも改善を進めていきます。またそれをこうした倉庫見学会などの機会を通じて、みなさんに見ていただけるようにしていきますね。ご期待に添えるようにみんなでがんばります!
利用する側にとってみれば、工場見学と同様に、そうした内情というのはなかなか見ることができないだけに楽しいというのもありますし。
ご近所の方を招待するというのも、地域との関係作りにとって有益だと思いますし。
なんとも、温かみを感じるいい見学会だったようですね。それだけに、参加できなかったのが残念。
みなさんに「参加したい」「参加したかった」と言っていただけるのはうれしいです(と同時に少し申し訳なくも思っております)。
地理的な関係も含め、なかなか全員にというわけにもいきませんから、こうしてブログなどを通じてきちんとお伝えしていきたいなと考えています。
ぜひぜひ今後もチェックしてくださいね。
(あと、集合場所が私からは不便という特異な理由)
自分のウチの近くなので、宅本便や集荷頼むより、
取りにor持って行った方が早いという・・・
ま普段、倉庫の前を車で通りますので、妙な親近感はあります。
(自転車DOMEの前の”量が多くてカロリーが気になる”お弁当屋さんや出かける時に通ります。)次回は瀬谷駅集合や現地集合だと(私が)便利ですね。
ご近所の方を優先的にお招きする回も今後企画していきたいよねって話をしています。そのときは現地集合でもいいかもしれませんね。
今後の開催をチェックしておいてくださいね。
ブログやツイッターで告知しますし、開催お知らせメールもご用意しておりますので。