キュージョン特売キャンペーン振り返り
みなさん、こんにちは。ブックオフオンラインのコウノです。
遅くなりましたが、年末にやったキュージョン特売キャンペーンの報告をまとめます。
ぼくがブログに登場するときはこんなの(データとか分析とか)ばっかりなのですが、難しくて興味のない方はごめんなさい。
(もっとゆるいのも今度書きますので!)
それでは以下、興味を持ってくださった方のためにまとめます。
なにをしたのか
昨年の12月25日にTwitterを使ってキュージョンというキューピー人形がいろんなキャラクターのコスプレをしている携帯ストラップ(言葉だと自分で書いててもわかりにくいですね。以下に写真を掲載します)のバーゲンセールをしました。
通常525円(税込)で販売しているところ、98%オフの10円で販売しました。その結果、当初の在庫1,152個のうち96%にあたる1,109個が一週間足らずで売れました。

(これがキュージョンです。ほかにもいろんなキャラクターの格好をしたのがあります)
なんのためにやったのか
Twitterがどのくらい販促に利用できるのかの実験です。Twitterを企業が利用するという話は、最近もテレビや雑誌、新聞などでよく取り上げられていますが、いちばん有名な事例として紹介されるのはアメリカのパソコンメーカーDell社がTwitterで数億円の売上を作ったという事例です。
このDell社の事例はメルマガを使った販促と同じじゃんと思ってるのですが、それでも必要とされる情報をできるだけ早くお届けできるのであれば、Twitterの使い方としてはぼくらも考えていかないといけないなと思ったのです。
たとえば100円(105円)に値下げした商品の情報をTwitterでつぶやいていくとか。オトナ買いで商品が揃ったらTwitterにつぶやくとか。
そういういろんなことを考えるためにも、いったいどのくらいの規模、スピードで反応や反響があるかを知りたかったのです。
なぜキュージョンだったのか
「そこにキュージョンがあったから」です。
というのは冗談ですが、あまり売れてなかったんですね、じっさい。将来的にはこういうキャラクターグッズなどアニメやコミックと関連性の高い商品群を積極的に取り扱っていきたいなと思っていて、その取っかかりとして販売を始めたのですが、そもそも「おもちゃ」のカテゴリがあるわけでもないので、なかなか売れませんでした。
仕切り直しをするにしても、このまま不良在庫化させるのも倉庫スペースのムダですし、いったんゼロにしちゃおうと考えました。
なぜ10円にしたのか
数少ない定価で買ってくださったお客様には申し訳ないのですが、どうせ実験するのであれば話題性のある価格にしようと決めました。定価500円(525円)の商品が100円になってもいわゆるクチコミ――個人的にはこの言葉を使うのは抵抗がありますが――が広まらないかもしれませんが、さすがに10円だと友だちに教えたりする人が出てくるんじゃないかと考えました。
(じっさいはあんまりいなかったのですが)
Twitterでの状況
こんな感じでつぶやいていきました。
最初のつぶやきはクリスマスの朝に行ないました。

この時点で160クリック程度でした。 あまり広まっていく感じがしなかったので、お昼前にぼく個人のTwitterアカウントでつぶやいてみました。「RT」というのは「ReTweet」の略語で、誰かのつぶやき(この場合はブックオフオンラインのつぶやき)を転送する際に使う言葉ですね。 
このあたりから少し動き始めます。
ぼくのつぶやきを読んでくれた方が、何人かRT(転送つぶやき)をしてくれました。ブックオフオンラインの公式アカウントのほうはRTをお願いしてないとは言え、個人アカウントのほうが反応がいいというのは、読者との信頼関係なども含めいろいろと考えないといけませんね。
(もっともこれまでこうしたバーゲンセールの告知に一度も使ったことがなかったというのもうまく広まらなかった一因だと思っています)
さらに公式アカウントで二度目のつぶやきをしました。

初日(25日)は700個近く(680個)売れたのですが、予想通り翌日以降は鈍化して、12月30日の14:00時点で100個ほどの在庫が残っていました。 12月中に売り切ってしまいたかったので、再度Twitterでつぶやいて告知しました。

すぐに自分でRTしてみた。

その結果、ほとんど売り切ることができました。
(最終的に残った43個はぼくが買って姪っ子にプレゼントしました。キューピーもガッチャマンとかのアニメも知らないので、あんまり喜ばれなかったのは内緒です)
結果はどうだったのか
今回の販売実績です。集計期間は12月25日から30日の6日間です。
| キュージョン在庫 | 1,152個 |
|---|---|
| 販売数 | 1,109個 |
| 残数 | 43個 |
日ごとの集計です。
| 月日 | クリック数 | 販売数 |
|---|---|---|
| 12月25日 | 194 | 680 |
| 12月26日 | 14 | 16 |
| 12月27日 | 2 | 8 |
| 12月28日 | 3 | 342 |
| 12月29日 | 3 | 0 |
| 12月30日 | 47 | 63 |
| 合計 | 263 | 1,109 |
もちろんTwitterだけで売れたかというと、サイト上に表示されているので他の経路から売れた可能性もありますが、とくに露出をしていないので、ほとんどはTwitter経由と見て問題ないでしょう。
当初は瞬間的に売り切れると想定していたのですが、じっさいにはそこまでの売れ行きとはなりませんでした。Twitterのつぶやきからのサイト誘導数が263回というのも予想より少ないです。
買った方の傾向は、男性はキュージョンを大量に購入している方が多かったです(なかには256個も購入された方もいらっしゃいました)。一方で女性は買い物のついでに、キュージョンを数個購入されているようでした。
たしかに10円で販売するというのは150個買わないと送料無料にならないので、(オトナ買いの仕組みがあるとはいえ)なかなか大変だったと思います。「150個ランダムセット」みたいなのを作っても良かったかもしれませんね。
まとめ
今回の結果だけを考えると、ブックオフオンラインのTwitterアカウントではバーゲンセール的な使い方は向いてないのかなと思っています。もちろん「『ONE PIECE』の最新刊が10円!」とかなら瞬間的に売り切れてしまうのでしょうが、在庫処分・アウトレット的な販売に繋げるのはなかなか難しそうです。
またTwitterユーザーだけにそのようなお買い得情報を告知することにも抵抗がありますから、今後についてはバーゲンセールをお知らせするメールマガジンを発行することなどとあわせて検討していきたいと思っています。Twitterアカウントを分ける(専用のものを用意する)ことも考えています。
ブックオフオンラインとしましては、今後もいろんな取り組みをしていきながら、みなさんに情報をお届けしたいと思っております。Twitterの活用方法についてもいろいろと考えていきますのでご期待ください!
カテゴリー: 実績報告


















私の場合、twitterはウェブブラウザのサイドバーに表示しているのでウェブブラウジングをしている時は殆ど閲覧しているのですけれど、それでも「見逃す」情報のほうが多いです。
twitterでのこうした情報露出が全く役に立たないと言ったら嘘になるんですけれど、ブックオフオンラインで10円の商品を買ってどうするの、というよりは買い物合計が1490円で10円足りないんだよね、じゃあこれ買うかっていう使い方くらいしか思いつきませんw
なので個人的には商材と価格が微妙だったのかなー、と思いました。
それはそれとして、バーゲンセールにtwitterが向かないとは思いません。
例えば「送料無料セール! このメッセージを読んで「ムサ子大好き」というキーワードを入力してくれた方先着100名様を送料無料に致します」というようなゲリラ的なものは面白いかもしれませんね。DELLのセールも不特定な時間にやっていて、遭遇するのがエキサイティングだよね、という話を聞いた事があります。
『Twitterユーザーだけにそのようなお買い得情報を告知することにも抵抗があります』というのは全くそのとおりで、何故twitter「でなければならない」のかが明確ではない儘に上記のような施策を行うべきではないのかもしれない、というか今話題のtwitterを使っちゃいましたー、みたいなものを超える事は出来ないようにも思います。
以下、ちょっとごにょごにょ書きましたけれど削除しちゃいましたww
ululunさん、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、10円の商品だけ買うと送料がかかるので買いづらいというのはあると思います(ただすべてのお客様がそうではないことはデータで把握しております)。これが1万円の商品が2000円だったらどうなのかというのも興味深いところですが、ブックオフオンラインではなかなか現実的ではないかなと。
バーゲンセールにTwitterが向いているかどうかについては、まさに取り扱う商材や価格帯によって変わってくると思います。なので「今回の結果だけを考えると、ブックオフオンラインのTwitterアカウントではバーゲンセール的な使い方は向いてないのかなと思っています。」と書きました。じっさいDellが成功している以上、向いている企業は確実にありますからね。
ぼくたちはいろんなものにチャレンジしていますが、流行りものだから手を出しているつもりはなく、ひとりでも多く、ひとつでも多くみなさんの声を集めたいと思っています。このコメント欄で頂戴するご意見もそうですし、コールセンターへの問い合わせや、アンケートなども実施しています。Twitterはそのうちのひとつに過ぎませんし、だけどTwitterにはTwitterの使い方(や空気)があるとも思っています。
これからもいろいろ試していきたいなと思っていますので、温かい目で応援していただけるとうれしいです。